子どもの頃の夏休みのような、そんな休日。
休日は、目覚ましをかけずに好きなだけゴロゴロ寝ていられることが最高だった。
12時間寝てても夜にはちゃんと眠くなるし、寝すぎて頭が痛くなることもなく、自分でもロングスリーパーだとばかり思っていた。
今考えると、そりゃーな、って感じ。
15時間くらい働いてたからね。
10時間くらい寝なきゃ疲れも取れない、体力回復できない。
昨日は予定が入ってたので念のために目覚ましをセットしていたけど、それが鳴るよりだいぶ前に目が覚めた。
部屋に差し込む朝日が、ほんとに眩しいくらいだったのだ。
休日にうっかり早起きした驚きと、久しぶりの太陽の光と、どうしよう今から何でもできる、という気待ちで、しばらくボーっとしてしまった。
自分の時間を捻出することばかり考えてた毎日だったので、ぽっかりと時間ができることにまだうまくなじめてない。
どうしようめちゃくちゃ嬉しい。
私の中で一番大切なものは2つあって、
(言葉の矛盾。。。笑)その内の1つが時間。
シーツもカバーも全部ひっぺがして、布団を干して、洗濯機を回して、
部屋を軽く掃除して、
朝からシャワーを浴びて、
涼しい風に吹かれてコーヒーを飲む。
そこからの1日の長いこと。
人生に於いて、大切だと思う人とのランチ。
4時間喋り通し。
同じ次元や世界観で生きる人との会話は、言葉がそのまま通じるので、上滑りしない。
そもそも言葉を選ぶことがない。
多少乱暴な言い回しをしてても、言いたいことはわかってまっせ、の流れ。
それに、言葉より先にある、背景や気持ちまで汲み取れるので、たぶん10時間分の内容だったと思う。
一を聞いて十を知る、のが、
会話でも成立する相手、とでも言えばいいのか。
とにかく話してて、話が早いので気持ちが良い。
そういう相手は会うと、疲れるどころか逆に元気になるのが常で、別れた後は大変な空腹を抱えて帰宅することになる。
けれど、昨日は違った。
妹も休日なのがいけなかった。
つい夕方からビールしばける立ち飲みバーに入ってしまった。
帰り道に、最近オープンしたばかりの喫茶店を見つけて、もうちょっとで入りそうにもなった。
カフェ、じゃないのだ。
昔ながらの喫茶店で、白髪のマスターがカウンターでコーヒー淹れてくれてるようなお店。
日曜祝日はなんと店休日。
なんて高飛車クールなスタンス(笑)!!
好み過ぎるにきまっているので、今度ぜひ行ってみよう。
帰宅後、やる事やってもまだ20時。
1日が30時間くらいに感じた日。
夜は夜で、日中たくさん太陽光を浴びたふっかふかの布団でぐっすり眠った。
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仕事はあっという間に終わって、
休みはすごく長く感じて、
あれ?なんだか勝手に最高な時間感覚。
長時間労働が美学、という哲学、
やっぱり私には当てはまらないと、つくづく実感することが多くなってきた。
私には当てはまらないから、仕事時間を短くした。ただそれだけのこと。
今の所、仕事上ではだれも不幸になってない。
こっちの方がだいぶ大切。