Light & Easy

基本的に私はとことん『楽になりたい』性質だ。

楽がしたいし、楽を愛している。

割と本気で強くそう思っている。


仕事はもうその為に100%の力を引き出してるようなものだし、家のことに至っては、どれだけ楽になれるかばかり考えていた結果、そもそも物が少ない暮らしになっていった。



ミニマルもシンプルも、やっぱ違う。

丁寧な暮らしなんて、とんでもなく程遠い。

ズボラっていうと女子力的にちょっとアレだし。




自分の本当に好きなことを仕事にしたい。

何か特別な私にしかできないことを成し遂げたい。

大好きなものに囲まれて暮らしたい。


割と20代頃に本気で思ってたことを、30代になって逆にすんなり手放した。


当時はその何か(somethingって言ってた。言葉が何も当てはまらなくて。)がとても欲しくて、がむしゃらに探してた気がする。

だからこそアメリカにも行ったのだろうけど、本来の自分の道ではないようなところでがむしゃらになっても、大して面白さはなかったしその何かも結局わからないままだった。


自分探しの旅はあえなく失敗。


そこでも学びや得たものは確かにあったけど。



今では、

どんだけ楽ができるか。

どんだけめんどくさくないか。

どんだけやりたくないことをやらないで済むか。

こういうことばかりを考えている。



いや。

正確には昔からライト&イージー精神はかなり強かったはずで、だけどちょっとよく見せたい見栄やプライドが若い当時にはあったので、無理やりにでもかっこつける方向でばかり思考してたんだと思う。


子どもの頃は特に、親が褒めてくれたり喜ぶことにフォーカスが当たってたのも大きい。




例えば、疲れて帰る時に買ったスーパーやコンビニのお弁当。

多分丁寧な暮らしをする人は、それをお皿にきちんと盛り付けてから食べると思う。


私はそんなんやらないよって話なだけ。

楽したいのよ私は。


もう箸一膳さえ出したくないし洗いたくないんだから、食べてそのまま捨てられるなんて最高。

そのためにありがたくお弁当買う。

そのためなら500円なんて全然惜しくない。



今の仕事に就いてからあっという間に4年。

その間私はいかに無駄を減らすか、そういうことをけっこうとことん考えたと思う。


無駄がなくなるってことは、

スタッフも楽になって、費用対効果が上がるのだ。

それは、いちいち無断残業はダメだよー、無駄な仕事はしなくて良いよーと言い続けなくて良くなるので、必然と私も楽になっていくことを意味する。


もちろん、私は基本的に残業しないし、率先してさっさと帰る。

私がやると他のみんなもやりやすいかなと思って。



4年経った今では、シフト管理以外の仕事をほとんど全てスタッフに任せてられる。

しかも、そのスタッフが優秀過ぎて、突発的なシフト変更やイレギュラーもかなり減った。


どんどん私は楽になる。

次なる目標は、さて誰にシフト管理を任せてみようか、ということになる。

多分難しいことではない。



さらに私は楽になる。


良いじゃん、それが私のモチベーションだもの。


そのために合理的に短時間で超集中する。



いいのいいの、丁寧でも全力でもないけど。

楽に生きる。

これが私だ。


ズボラの集中力。

案外侮れない。