部屋のキレイを保つ習慣と健康
一人暮らしだと、あまり部屋の汚れは気にならなかった。
実家で5人家族で暮らしていた私にとっては、1人分の掃除や洗濯の量がとても少なく感じられたものだったし、
例え少し汚れたとしても、すぐに終わる程度で、案外楽チンな一人暮らしを楽しんでいた。
1人だと、さぼってても気が咎めない、というのも大きい。
そんな中始まった妹とのシェアルーム。
びっくりしたのは、
トイレや洗面台の汚れるスピードの速さ。
捨てても捨ててもすぐにいっぱいになるゴミ袋。
回しても回しても溢れる洗濯物。
末っ子の妹が家事慣れしてない分、お互い譲歩しながらわりと頑張ってやるのだけれど、
1人から2人になったから、汚れ方も単に2倍という簡単な話ではなく、私の感覚だとなぜか2.5倍〜3倍の汚れ方なのである。
まず妹のトイレの長さ。
きちゃない話で申し訳ないのだが、妹がトイレを使うと、汚れが頑固にこびりつく。
その点姉は便秘知らずでトイレに汚れをこびりつかせることなんて、殆どない。
なんというか、不健康ってそれだけで汚れるのね。
あと、不健康ってそれだけでお金を使う。
便秘でトイレが長いということは、
電気は短い人より断然長く使い、
一回では流れきれないだろうから2回くらい流し、
トイレットペーパーも多分多めに使う。
換気扇も匂いがこもる分いつもより長めにつけておかなきゃならない。
何より、時間だな。
数分で終わるところ、妹はたまに20分くらいトイレと仲良し。
こういうのはけっこう『チリも積もれば』だと思うのだ。
そして、家事慣れしていない妹は、
汚れた時にその場で掃除をするという概念を持ち合わせておらず、
トイレは汚しっぱなし、
洗面台は水を飛び散らしっぱなし、
食べた食器はシンクの中に置きっぱなし、
『ぱなしの女王』だったのだ。
この女王に根気強く、時に荒々しく教えた。
(そしてしょっちゅう喧嘩に。。。)
(教える私ももちろん完璧なんかじゃないので、そっちだってやってないじゃん!と不毛なやり取りなど)
顔を洗ったら洗面台を布巾で3秒拭く。
トイレを汚したらブラシで3秒こする。
置きっぱなしの食器はせめて翌日には洗う。
またはお互いに、ごめんやっといてとお願いすること。
簡単に拭いたりこすったりする程度の習慣を身につけると部屋のキレイはキープできる。
しかしその習慣付けというのは、
取り組む最初が一番難しい。
習慣にするってことは、
今まで習慣ではなかったから、という前提が必要で、イコール、今までの自分のやり方をけっこうしっかりめに変えていき、無意識にできるように落とし込む作業だから。
意識があるうちは、ついめんどくせーとか何でこんなことーと、思いがちなので、
『無意識』でできるまでっていうのがポイントになるんだろうな。
目下姉は、妹の便秘解消には何が効果的かを探す日々である。