ミニマル化現象を起こしたアイメイク
パーソナルトレーニングに通い始めてから、メイクを変えた。アイシャドウとアイラインをやめて、マスカラのみになった。
理由は簡単。トレーニングしてる最中、無惨にアイメイクが崩れて変なことにならないようにだ。
始めはトレーニング日だけアイメイク省略をしていたところ、これがあまりにも楽すぎたため、仕事日にもマスカラのみ対応に切り替えた。
私の目はもともとけっこうなタレ目。
ひと昔流行った『タレ目メイク』なんか必要性を感じないくらいのタレ目。
シャドウやアイラインをどんなに巧みに入れたところでかなりの高確率で目尻に流れてパンダになるのだ。
(崩れにくさやウォータープルーフを謳っている商品でも、だ。)
また、乾燥からくるオイリー肌の持ち主なので、二重の溝にアイシャドウが溜まってしまう現象も多々起きる。
さらにドライアイの私は、自転車通勤する時に風を正面から受けると涙が出やすいという体質も兼ね備えている。
顔面の特性上、アイメイクがひどく崩れやすい環境が整っているわけだ。
現に自転車を漕いで30分後に職場のロッカーに着いた私の目元は、目尻側半分の丹念に塗り込められたシャドウなどが跡形もなく消え去っており、またここからメイクのリタッチをやることになる。メイクしてものの1時間後に。
アイメイクが崩れる。
それは全体の清潔さが一気にダウンすることを意味する。
私はこの日記上でも『がっつりフルメイクの方が受けが良い』と何度か書いた。けれどそれは、メイクがのったキレイな状態の時なのであって、崩れたメイクのことではない。
メイクがのっているのなんて、仕事に入ってからほんの数時間のことだ。(あくまで私の場合)
それで、ここにきてまさかのアイメイク省略しました。
めちゃくちゃ楽よ。
朝からあれこれメイク用品出さずにすむし、ポーチの中もすっきりだし、仕事中にメイクが崩れてないかとか、気にすることがなくなって。
だって崩れる元凶がないんだもの。
アイメイクを簡素化した結果湧き上がるのは、目元の寂しさ問題だと思うが、それはもう見慣れるしかない。自分が自分の顔面に。
大丈夫。
自分以外の人間は、大して自分の目元に注意など配っていないのだから。
私だって、誰にも何も言われなかった。
むしろ長めの流してた前髪から、目元ギリギリに作った前髪になった時の方が、色んな人に『前髪変えたね!』と言われたくらい。
手間をかけずに簡単にイメチェンを図るなら『前髪を変えること』だとよく分かるエピソードだ。
長さが出て自然で、睫毛に優しいマスカラをジプシーしている。