年上vs年下
1つ前のブログで、親と遊ぶ時は親の歳を考えてそれなりの大人処へ連れて行くよりも、私達が普段遊んでるところや、私達が興味あるところに連れて行く方が案外良いかも、と書いた。
んで、逆のこともその時思いついた。
大人が小さい子どもに会った時の話。
祖母の通夜と葬儀で親族が久しぶりに大集合した日、私の従姉妹が旦那と3人の子どもを連れて駆けつけてくれた。
うちの両親にはまだ孫がいないので、従姉妹の子ども達に会えるのがそれはそれは嬉しいみたいで、会うなり本物のばあばである母の妹よりも先に速攻でちょっかいかけてうざかられていた。
末っ子の3歳男子(太郎・仮名)は若い女にしか興味がないらしく、私の妹にはベタベタ甘えるくせに、じじばば達がどんなに話を振っても一切振り向かない様が、私的には大変面白い光景だった。
太郎すごいぞ。
この歳ですでにプレイボーイ。誰に習ったのだろう。
しかもこの太郎、30回に1回くらいの割合でじじばば達のちょっかいに付き合ってやる、すさまじいツンデレ野郎。
プレイボーイでツンデレ。
将来が楽しみすぎる。
このままイケメンに育つように。
て、じじばば(うちの両親)vs太郎の構図を見ていて思ったのは、
対子ども用の高い声やテンション高めの態度で仲良くなりたいとチャレンジしても、太郎はまったく振り向かない。
むしろ、
低い声で、
あまり大きくない声で、
淡々と静かに話しかける方が仲良くなる成功率が高いのだ。
子ども用と大人が考える高いデカイ声で話しかけても、うざいだけなのだ。
でもこれって、私が両親の歳を考えてどこに遊びに行こうかと思案するのと同じかなと思う。
年が離れている相手と関わるとき、優しさ(という自己満足)のためについ相手の歳に寄せていこうと考えがちだけど、そういうのっていらないのかも。
自分の歳で出て来る言葉や態度で、相手と付き合えば別に良くない??
耳の遠いおばあちゃんには大きな声で話すとか、きちんと挨拶やお礼を言うとか、そういう礼儀は前提で。
結局、相手の歳に寄せていくのって、嫌われたくないとか、好きになってもらいたいの裏返しで、相手に媚びてるような気もする。
そんな嫌らしい媚なんて、多分純真な子どもはすでにお見通しなのかも。