初心者家計簿の【一歩目】

完璧主義になんてならなくて良い。

家計簿ノートなんて買わなくて良い。

自分でフォーマットなんて作らなくて良い。

項目別なんて気にしなくて良い。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


まずは1週間、

自分が払った金額と用途のみ、もくもくとメモアプリに書き付けた。


例)


8月


2日

520 地下鉄

420 ランチ

480 タバコ

1000 スーパー


3日

100 駐輪場

2800 外食焼鳥

22500 家賃引き落とし


4日

1600 電気引き落とし

100 駐輪場

300 ランチ


5日

3800 ドラスト

100 駐輪場

130 ランチ

920 スーパー


電子マネーでの支払いも、引き落としも、日々の生活費も、支出と名の付くものはとりあえず全部丸ごと。


後から数字の訂正や書き漏れの追加がとてもやりやすいのでメモアプリをおすすめするけれど、


ラインに淡々と打ち込むだけでも良いし、手書きが好きならノートにつけるだけで充分。


払ったらメモに落とす。

これが最重要課題。


私の場合、仕事中は常にスマホを身近に置いていて、且つスマホをすぐに触れる状態なので、都合が良かっただけ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


昨日と一昨日の分、うっかり書き出すの忘れちゃった。


うんうん。大丈夫。

私もいまだによくやってる。


ちょっと記憶を遡ったら、だいたいの自分の行動はわかってるから

(仕事してた?休みだった?どこか出かけた?)、


それに伴う行動

(地下鉄?バス?外食した?ランチは?帰りにスーパー行った?)


に対しての支払いは思い出せるはず。



それでも思い出せなない。

うんうん。大丈夫。

私もたまにある。


その時はそう素直に書けば良い。


7日

100バス

あとは不明


で、せっかく続けてるのに『不明』って書くのが悔しいと思って、忘れない内に書いてた方が気分良いわってなったら、


それってすでに、成長を遂げた証。


不明金があるのが悔しくない人はそのままで良い。


別に不明金あるからって、死ぬわけじゃないし。



462円だったかな?

436円だったかな?


そういう時はもう450円で。

400円でも良い。

ばんばん繰り上げ繰り下げ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


支出書き出しをやり始めてすぐに陥りやすいのは、つい完璧主義になってしまうこと。


1円単位で全部書き出したいとか、

項目別に書き分けたいとか、

予算組んでやりくりしたいとか、

ノートを買ってきれいに家計簿をつけたいとか、


ウズウズするかも。


すごい。これも成長の証。

でも、もうちょっと待って。

それって、ストレッチもしないまま子どもの運動会でパパが親子リレー出るようなもので、ゴール直前で足がもつれてコケるやつに凄く似てる。


ノート書いたり予算組んだり、そういうのあとからいくらでもやるから(笑)



まずは【情報を落とし続ける】ことが第一歩。



私から敢えてひとつだけルールを提案するとしたら、


毎月の1日始まりじゃなくて、メインのお給料が入る日始まりの方が今後のためには良いかも。


更に言うなら、

今すぐからでもやりたい人は、次のお給料日まで待たずに、とりあえず今日この日から始めてみたらどうでしょう。


くどいけど、大事なのは、


『書き出す』こと。



家計簿慣れしていないうちは、さて自分は項目別の集計が必要なのか、それとも電子マネー、現金、カード払いごとの集計が欲しいのか、それは人それぞれで、いきなりは分からない。


私は最初の方は、

電子マネーで払ってる生活費がどれくらいか知りたいと思ってたけど、

半年やる内に、項目別に書いて集計した方が後で見返した時に見やすいなと思ったのと、

固定費も変動費も同じページに載せてた方が、ノートのページを行き来せずに楽だなと思ったのとが相まって、


正に今日、家計簿フォーマットを大幅に変更した。



最初から完璧な家計簿の付け方は、ほんとにない。


家計簿ノートや、他の人のこういうのが良いよって出してるフォーマットをいきなり当てはめても、不必要な情報を書き出すことが多いと嫌になって続かない。


ズボラである私たちの最優先事項は、


日々の支出を書き続ける、だけ。

今のところはね。


家庭環境も生活スタイルもまるで違う他人のやり方に合わせられなくても、全然大丈夫。