私にとってのバイトはジムでの運動です。

2足目のワラジのこと。


本業がばらっと連休であっても、そして特に予定などがなければ、基本的に夜は2足目のワラジ先に出向くことにしている。


それくらい軽い気持ちで行けちゃう自分がいる。


ほんと『さ、ジムで運動してこよ。』くらいの気楽さ。



バイト先をジムだと思い込むと、


①まず、お金は一銭もかかりません。

②掃除したり接客したり、ちょこまか立ち働くので良い運動になります。

③むしろギャラが発生します。


ジムで運動しながら、私お金貰っちゃってるんですけど!!という思考パターンに陥って、ますますバイトが楽しいということになる。


かつてはメインの収入確保としてのバイトだったので、そりゃーもう、お金稼げるだけ稼ぎたいんですけど、っていう気持ちだったけど、今では、ちょっと体動かしておこうっていうくらいのものなので、暇だから3時間で上がって良いよって言われても別に何にも思わないし、忙しくてばりっと5時間やっても、今日も良い汗流しましたって感じで、昔程の疲弊感はない。



仕事って、お金を稼ぐことを第一優先にした途端、


自分が損しないように、

もっと自分の得になるように、

って考え始めちゃって、


例えば正社員で固定給だと、私の場合、長く働くってことがとても苦痛だった。


残業代が少しでもつくなら話は別。

いくら働いても手取り16万とかで、月に300時間近く働くって、ほんとダメ。

精神も病むし、病まないにしろ人間生活は破綻していく一方。


固定給の私がいるだけで、会社はどんどん黒字に転換って、そんなあり方がやっぱおかしいんです。


って、分かるだけ私はまだマシだったし、

分かった上で働き方を自分で何とか変えていけたっていう点で、だいぶマシ。


今は、そりゃ月にいくらくらいは入ってくるなと軽く計算はしますけども。


正直、固定給だった時より、気持ちは緩い。


気がついたら給料入っていて、

今月あとこれだけしか残ってないとか、次の給料まであと何日とか、ほとんど考えないようになった。


私が今いる現場で、

少しでもスタッフの時給が上がるように、それでいて会社に利益がもっと出るように、新しいスタッフが少しでも働きやすいと思ってくれるように、


ちょっとの愛をもって仕事に取り組むことができるようになった、ってのが、一番大きく変わった、自分の中身かもしれない。


それに本業にほとほと愛想がつきて、後任が決まらないままパッと私が辞めても、収入はゼロにはならないという、心の安定にも繋がって、


ますますLight & Easyです。