ミニマリストの崖っぷち恋愛模様【1】

さて、N氏に対する私の不安が露呈したのは、同棲のために物件探しをしている最中だった。


7年も付き合っておきながら、短くはない社会人経験もありながら、お互いの懐具合を話したことはほぼない。


関係を解消するまで私もN氏も、お互いの収入や、毎月いくらで生活をしているのか、貯金のあるなし、正確にはおそらく知らなかったと思う。



賃貸物件を探している時、ふと私は当然のようにN氏が契約者になるのだとばかり思っていたので、保証人は彼の母親に頼めるのかを確認したところ、


・今保険証がない(?!)

・住民票を出すことでしか身元証明できない


これらにより、自分は審査が通らないかもしれないから、私の名義で借りて欲しいとのこと。


ここで初めて私は『あれ?』と引っかかりを感じることになる。


そしてN氏に関していろいろと思い出したことが、


・パスポート期限切れ

・運転免許証を以前紛失してから再発行していないはず

・クレジットカードを持っていない


【N氏、社会的信用がまるでない問題】にぶち当たることに。


★天然ミニマリストの私といえども、ここに関することでのミニマリズムは嫌です。。。



そしてまだまだ続く私の不安。


段取り大好きな私にとって、仕事が忙しいN氏に代わって物件探しをするのは思いのほか楽しい暇つぶしだった。


初期費用や、引越し費用、家具家電の新規購入による出費などを計算し、


およそ一人あたま16万という大変低予算での見積もりに自己満足に浸っていたところ、


『今月と来月で用意できるのはその半額になりそうだから立て替えをお願いしたい』との返事。


この時はっきりと分かってしまった。

【実はN氏、全く貯金がない問題】



長い年月、ただただ楽しくヘラヘラと一緒に過ごして、こういう大切なことを何一つ知らなかった事実。


チャランポランに生きてきたつもりだったけれど、社会性の高さ、というか、その基礎的なところはやはり求めてしまう、実はお固めだった自分の実態。


結婚は別にしなくても良い。

だけど、同棲する相手には保険も貯金も社会的信用も、きちんとしていて欲しいと考える私がワガママなのか。。。