習慣のための準備
ここ一ヶ月程できる限り自炊をしている。
私の料理熱は一ヶ月しか持たないので、その期間を過ぎる、今、ここが正念場だ、と思っている。
あと少しで自炊が習慣になる。はず。(弱気)
下拵えや下準備の『更に準備』をしておいて、めんどくさいとかやっぱりやめたとか、なるべく無駄な考えを起こさいないようスムーズに作業に入る段取りをしておく。
ただ淡々と、無心で(ネガティブ系の気分を持たないという意味)できるようになれば、経験上それは習慣になる。
例えば、
◆前日夜に洗った食器を片付けるだけ
◆お米を1.5合先にボウルに取っておくだけ
◆煮干しの頭と腹わたを取り除いて、水を張った小鍋に放り込んでおくだけ
↑朝、仕事に行く前にやる。
ギリギリ起床の日はやらない。
顔洗って化粧してコーヒー落とすのが精一杯なズボラ大人。
◆味噌汁の具材をカットしておくだけ
◆卵を割っておくだけ
◆納豆のパッケージを剥いでおくだけ
↑帰宅してからお風呂をためている間にやる。
疲れてたらやらない。
速攻ビール空けて、たこやき20個ばかしレンチンする。
こうやって羅列して書くのも恥ずかしいくらい、このほんのちょっとしたことをやっておくと、一口コンロしかない狭小キッチンでのへっぽこ料理スタートが億劫でなくなる。
よそ様のインスタやブログで、ぴしゃっとした食卓の写真を、羨望と尊敬の眼差しで拝見するのがブーム。
まったく自分自身には反映されないが。
大人になってから新しい習慣を取り込むためには、最初が肝心。
どんなに手を抜いても楽をしても、まずは何の感情も持つことなく、いかにその行動や作業に入っていけるか、なのだ。
(めんどくさい、と思わない練習も必要)
(これはけっこう重要)
(日々の仕事にも役立つワザ)
なので、バランス良く食材を使おうとか、彩り良く盛り付けしようとか、そんなことはとりあえず料理する習慣がついてからいくらでも考えようと思う。
炊きたてのご飯!
(ちょっとくらい硬くても良い!)
ただの味噌汁!
(具沢山でなくても!)
ただの納豆!
(パッケージのまま!)
ただの卵焼き!
(オノ・ヨーコをふと思い出した。『ただの私』)
あと2週間、やり遂げる私。
ま、食べるのは基本私だけなので。